人格形成にとって大切な乳幼児期に、これからの社会で求められる多角的に考える力、多様性を活かす力、自己を肯定する力、主体的に行動する力、これらの4つの力の土台を育むために、普段の保育に和文化・栽培・料理を取りいれたものです。
もてなしの書は「和文化の巻」「畑の巻」「秘伝の巻」の3章で構成されております。
・和文化の巻(日本の文化・伝統)
・畑の巻(栽培)
・秘伝の巻(子ども用レシピ・一緒に学ぶレシピ)
日本の伝統や文化に触れることで、知識の幅を広げ子どものこころを育み、考え方を広げる基礎をつくります。例えば、なぜ梅を干して塩でつけるのか?の“なぜ”を子どもが知り、体験することで、他のすべての事象に対して、子どもは“なんで?どうして?”という疑問をもつようになります。それが、知識の幅と考え方を広げることに繋がり、生きていくうえで、何か新しいことをはじめるときの指針となります。
栽培、収穫、保存、作る、食べる、もてなすという一連の活動を通し、「できた!」を積み重ね、力を注いだことが形になる喜びと自信が、自己肯定感を育てます。
自分の価値観のもとになる日本を知ることは、自身の誇りとなり、生きる上での拠り所ともなります。そして、グローバルで多様性のある社会で、自ら世界に挑戦し、多様な価値観を受け入れ協働する力を身に着ける基礎となっていきます。
料理を通し、先を予測する力、段取りを考える力を養います。先を予測する力がつくことで、先だって動くことができるようになり、それがリーダーシップ力へとつながります。はじめて挑戦することに臆せずやってみる勇気、失敗してこそ成功があることを体感することで、常に前向きに取り組む姿勢が身に着きます。そして、最後までやりぬく力と責任感が育ちます。
日本の伝統や文化に触れることで、知識の幅を広げ子どものこころを育み、考え方を広げる基礎をつくります。例えば、なぜ梅を干して塩でつけるのか?の“なぜ”をこどもが知り、体験することで、他のすべての事象に対して、子どもは“なんで?どうして?”という疑問をもつようになります。
それが、知識の幅と考え方を広げることに繋がり、生きていくうえで、何か新しいことをはじめるときの指針となります。また、自分の価値観のもとになる日本を知ることは、自身の誇りとなり、生きる上での拠り所ともなります。そして、グローバルで多様性のある社会で、自ら世界に挑戦し、多様な価値観を受け入れ協働する力を身に着ける基礎となっていきます。
子どもは耳で聞く言葉や目にする言葉によって語彙を増やしていきます。
使われている言葉が豊富なほど、語彙が増え、深い理解を得ることにつながります。 そのため、日本の文化では、難しい言葉もあえて使うことがあります。
(2021年より東京都教育委員会では、世界から高く評価されている日本の伝統・文化や、先人の優れた業績、日本人の国民性等についての具体的な事例を紹介する資料を作成し、都内すべての公立学校及び区市町村教育委員会等に配布することにより、日本の伝統・文化に関する教育の普及・啓発を図っています。)
① みそってなんだろう?
② みそはなにからできているの?
③ 発酵ってなんだろう?
④ みその種類
⑤ みそづくり
みその種類
日本地図をもとに日本は南北に長く気候が違うことも説明します。
→日本地図を常に目にすることで、北海道が上にあること、寒いことなどを目で覚え、小学校の社会科にスムーズにつながります。
栽培、収穫、保存、作る、食べる、もてなすという一連の活動を通し、大切に育てた野菜を、皮まで全て料理し食べること、食べきれない野菜は保存食を作り保存することで、食べ物一つひとつを大切に思う気持ちを育みます。また、栽培する中での、虫や鳥などの様々な命との関わりにより、大切に思う気持ちを育みます。
自身の手で栽培することで野菜を知ることとなり、偏食の改善効果もあります。
“栽培し収穫”“調理しもてなす”ことで、「できた!」を積み重ね、力を注いだことが形になる喜びと自信が、自己肯定感を育てます。
地域の世代間交流を積極的に図り、地域の郷土食や行事食を地域に暮らす人から学び、地域を大切に思う気持ちを育みます。
ゴールは料理上手ではなく「非認知能力を養い自己肯定感を高める」「学習の基礎の感覚を磨く」ことです。