わくわくドキドキbookをヒントに、1つの事象を深堀したり、視点を変えてみることで、発想が膨らみ、疑問を持ち、新たな好奇心が生まれます。その好奇心を満たすために自主的に自由に探索し、独自の方法を考え、試しを繰り返すことで創造性の土台を育みます。
好奇心や探求心が刺激され、気づきが増えます。気づき(発見)に対し考えを巡らせ、先を予想し創意工夫をすることで、「物事を様々な視点から捉え解決する力」「答えがないものに自分なりの答えを見出す力」の土台が育まれます。また、友だちの様々な考えにふれる中で、異なる考えがあることに気が付き、考え合い、自分の考えをより良いものにするようになります。
様々な視点で物事を捉え、調べ、試し、自分なりの考えを持ち、答えを見つけだすプロセスを繰り返すことで、自ら発信する力、現状を分析する力、問題を解決する力、行動する力の土台を育みます。
自分で考えたこと、わかったこと、自分なりの答えを言葉にし伝えることで、自身の意見が認められること、他者の意見を認めることを体感し、自己肯定力を確立しながら他者との関係性も身に付けます。また、皆が同じ答えであることに価値を見出すのではなく、一人ひとり自分なりの答えを見つけ、その答えをありのまま受け止めてもらうことで、様々なことにチャレンジしようとする意欲が生まれます。
わくドキbookにはテーマがあり、そこから更に深堀することができます。保育者はわくドキbookを活用することで、保育の進行・準備に力をいれるのではなく子ども一人ひとりの発見に目を向ける事が出来ます。子どもが何に興味をもっているのか、どのような思いがあるのかを把握することができ、その興味を広げ、子どもの思いを受け止めることが、保育の質の向上に繋がります。