その他
~11月は児童虐待防止推進月間です~
1.「子育てに体罰や暴言を使わない」は、まず親が叩いたり怒鳴ったりしないと決めることを。
2.「子どもが親に恐怖を持つとSOSを伝えられない」は、体罰や暴力によって追い込まれる子どもの気持ちを。
3.「爆発寸前のイライラをクールダウン」は、体罰や暴力を使わないために、イライラの爆発をどうしたらいいのかを。
4.「親自身がSOSを出そう」は、大変なときには親自身が助けを求めること(受援力を持つこと) を。
5.「子どもの気持ちと行動を分けて考え、育ちを応援」は、子どもとの向き合い方のポイントを書いています。
この5つのポイントを押さえて意識することによって、子どもへの向き合い方が、上からの威圧ではなく、横に立って応援する位置に変わってきます。
そしてそのように向き合うことが、子どもを健やかに育むことに繋がります。
体罰・暴言は子どもの脳の発達に深刻な影響を及ぼします。
脳画像の研究により、子ども時代に辛い経験をした人は、脳に様々な変化を生じていることが報告されています。
親は『愛の鞭(ムチ)』のつもりだったとしても、子どもには目に見えない大きな影響を与えているかもしれないのです。
子育てをしていると、子どもが言うことを聞いてくれなくて、イライラすることもありますよね。
つい、叩いたり怒鳴ったりしたくなることもあると思います。
一見、体罰や暴言には効果があるように見えますが、恐怖により子どもをコントロールしているだけで、なぜ叱られたのか子どもが理解できていないこともあります。
最初は「愛の鞭(ムチ)」のつもりでも、いつの間にか「虐待」へとエスカレートしてしまうこともあります。
体罰や暴言による「愛の鞭」は捨ててしまいましょう。
そして、子どもの気持ちに寄り添いながら、みんなで前向きに育んでいきましょう。
健やか親子 21(第2次)ホームページより