その他
健康について(食べ物の通り道)
1月後半ごろからインフルエンザや感染性胃腸炎の流行が本格的になってきましたね
1度落ち着いたように思えたRSウイルス感染症も再び増えてきているようです。
まだまだ寒さの続く2月。感染予防はもちろんですが、温かい食べ物で体を中から温め風邪に負けない体づくりをしていきましょう💪
さて、1月のことになりますが、ぱんだ組さんとぞう組さんに食べたものがどうなるのか、消化についてのお話をしたのでその時の様子をご紹介します。
まず最初に、食べ物が消化されていく過程を旅に例えた絵本を子どもたちに見てもらいました。
食べ物が通るのは、噴水からたくさんの水が出てくる胃の公園や、上がったり下がったりする小腸のジェットコースター、大きな大腸通りです。
最初はうんちになるまでの話と聞いておかしくて笑っていた子も、食べ物が体の中を進んでいくにつれて興味深そうに聞いていました。
絵本が終わってからどうしてご飯を食べるのか聞いてみると、動くため、うんちを出すため、とそれぞれ自分なりに考えた答えを出してくれた子どもたち。
ご飯を食べて栄養をもらうことで元気よく遊ぶことができ、背もどんどん大きくなります。
次に、絵本の中で出てきた食べ物の通り道を一緒に見てみることにしました
口から入った食べ物をよく噛むと、唾液がたくさん出てきて消化を助け、飲み込みやすくなります。飲み込んでから胃に到達するまで、食道を通るのにかかる時間はわずか1-2秒。
すぐに胃に到達するとそこでは2-4時間ほどかけてどろどろのかゆ状になります。
次に進むのは小腸ですが、ここで子どもたちに問題です。絵本の中で小腸はジェットコースターに例えられていて、とても長そうでした。本物はどれくらい長いのでしょうか?
子どもの小腸とおおよそ同じ長さに作った模型で見てみました。
どんどん出てくる小腸の模型を見て「ながーい!」とみんなびっくり😳
体の中には自分たちの背よりもずーっと長い物が入っているんです。人間の体って不思議ですね。
そして、小腸が終われば最後は大腸。
ここで水分が体の中に入り、人の体に必要な物を届け終えた食べ物はうんちとして体の外へ出ていきます。
食べ物の通り道について話した後、うんちについてもちょっとだけお話ししました。
好き嫌いして野菜を食べないでいると、カチコチ・コロコロで出すのが大変なうんちになります。
また、暑い日に甘くて冷たいジュースやアイスばかり食べているとお腹が痛くなってドロドロ・水状のうんちが出てきます。
1番良いのはするっとお尻から出てくるバナナうんち。
ばななうんちになるには、ご飯も、パンも、お肉も、お魚も、野菜も、果物も、バランスよく食べないといけません
良いうんちになるように、おうちのごはんや給食好き嫌いせずにたくさん食べましょう、と話すと元気よく返事をしてくたぱんだ組さん、ぞう組さんでした。
後日、ぱんだ組さんに行ったときに1人の子が「まだうんち出てないけど今日の給食全部食べたよ!」と教えてくれました
2月、3月も子どもたちに少しでも興味を持ってもらえるような話をしていきたいと思います。