その他
健康について(耳の話)
気付けば年度末。忙しい時期ですね。
3月3日はひな祭りですが、「3」という形が耳に似ていること、また3が「み」と読めることから耳の日になっています👂
3歳児のぱんだ組さんと4歳児のぞう組さんに、耳についての話をしてきたのでその時の様子をお伝えします。
まずはぞう組さんからご紹介🐘
耳には音を聞く役割と、バランスをとる役割があります。
みんなで片足立ちをしてみると、「おっとっと!」「転んじゃう!」と、ぐらぐら、傾いたり揺れたりしながらも転ばないようにうまくバランスをとっていました。
そして、実は耳と鼻がつながっていることを話すと「鼻をかみ過ぎると耳がキーンってするよね」と教えてくれる子も
普段強く鼻をかみすぎていないか、実際にみんなで鼻をかんでみました。
ティッシュを持つと、「できるよ!」とさっそくして見せてくれたぞう組さん。強すぎず、左右交互に上手に鼻かみをすることができていました
次は、もし耳が聞えなくなったらどのように感じるのか、自分で耳をふさいでみました。
周りの音が聞えなくなると、子どもたち自身もしゃべらなくなって部屋の中が少しの間しーん…と静かになります。
「いつもよりも音が小さくて静かだった」「大きくしゃべらないと自分の声も聞こえなかった」と普段とは違う音の小さい世界の感想を教えてくれた子どもたちでした
その後は耳の大きいうさぎやゾウのこと、
またへびや魚など耳がない生き物について少しお話をして、
最後は看護師の聴診器を使って自分の心臓の音を聞いてみました。
自分の心臓の音を聞いてみると知って、わくわくしながらも少しドキドキしている様子のぞう組さん。
順番に回り、聞こえると少し嬉しそうにしている様子がとても印象的でした。
また、なかには「先生の音もきいてみたい」「息を吸ってるのはどんな音なの?」という子もいて、自分の心臓以外の音も聞いてみましたよ。
最後は耳の中に物を詰め込まないこと、指を耳の中に入れていじらないこと、耳を強く叩かないこと、大人に耳を見てもらうこと、と耳を大切にするためのお話をして今回の健康についての話を終わりました。
続いてぱんだ組さんです🐼
ぱんだ組さんも耳の音を聞く役割やバランスをとる役割について聞いたり、片足立ちをしたりしてみた後は、音が聞こえにくいってどんな感じだろう?と耳をふさいでみました。
ぞう組さんと同じく、耳をふさいでみると周りの音が小さくなるので自分たちもなぜか静かになってしまうぱんだ組さん
いろんな音がきちんと聞けるように耳を大事にしていきたいですね。
その後他の生き物の耳について話し、ぞう組さん同様聴診器で自分の心臓の音を聞いてみました。
自分の番が来るまで待っている間、小さな心臓の音が聞こえるようにみんな静かに待っていてくれましたよ
静かな中で自分の順番が来ると、「きこえるかな・・・」と少し不安そうな表情の子もいましたが、音が聞こえるとにっこり。「聞こえた」と少し小さな声で教えてくれました。
聴診器が怖くて音を聞くことが出来なかった子もいるので、また別の機会に出来たらいいなと思います。ぞう組さんのように自分以外の人の音を聞いてみても楽しいかもしれませんね。
一番最後には耳を大切にするための4つのことを話しました。
保護者の方も、時々お子さんの耳をみてあげてくださいね👂
今年度は子どもたちに「健康について」と題して体のことに関する色々な話をしてきました。来年度以降も子どもたちが興味を持てるようなお話をしていきたいと思います。
また、来年度以降は病児室のブログではなく保育園のブログで「健康について」の時の子どもたちの様子をお伝えしていきたいと思います