もりのなかま保育園古川北町園
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健康について(骨の話)

「2月は逃げる」という言葉通りあっという間に2月が終わり、3月になりました。

一気に暖かい日が増えてきて、春が近づくことに嬉しさを感じたり、花粉の飛散に怯えたりと忙しい時期ですねcoldsweats02

さて、2月末ですがぞう組さんとぱんだ組さんに健康について骨の話をしてきたのでその時の様子をご紹介します。

 

まずはぞう組さんから🐘

小さい骸骨を出して子どもたちに見せると「あ!骸骨だ!」「骨の話⁉」と興味津々なぞう組さん。

骸骨が近くに来ると「もっともっと!」「握手!」とそれぞれ頭や手、足、顎と色々なところに触っていました。

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そのあとは骨が体を支えているから立つことができるという話や、実は骨の中で血も作られているという話、また体の色々なところが曲がって動くのは関節があるからだという話をしました。

「肩から手の先まで骨が1つだけだと、肘で曲げることができないから手で持ったスプーンを口に入れることができないよね、じゃんけんもできなくなっちゃうんだね」と話すと自分の腕をピーンと伸ばして見たり手や指を触りながら動かして関節を確かめている子もいました🦴

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さらにくるぶしや鎖骨を触り、「固い!」「折れたら痛そう・・・」と様々な反応を見せてくれた子どもたち。

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最後は骨だけの動物当てクイズに挑戦しました。

1問目は犬の骨格🐶

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骨だけだと特徴的な耳が無く、恐竜や怪獣という答えがたくさん出てきました

犬の骨格は大人でも難しそうですね。

続いて2問目はキリンの骨格🦒

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キリンは特徴的な首の長さが骨でも見られたため、みんな一斉に「キリン!」と答えてくれましたshine

全部の話が終わった後、「骸骨にもう1回触らせて」「もっと問題やりたい!」という声も多く、リクエストに応えて担任の先生がクラスにある本から動物の骨格クイズを出して楽しんでいるぞう組さんでした。

 

 

次はぱんだ組さんです🐼

ぱんだ組さんは、小さい骸骨を見て興味津々な子もいれば「こわーい!」と手で目を隠してしまう子もbearing

平気な子には近くで見て触ってもらいました。

また、目を隠しながらも指の隙間からお友だちが骸骨に触っているのを見て、恐る恐る手を伸ばして触ってくれる子もいましたよ。

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骨の役割について話している時には子どもたちの表情はとても真剣です。ぞう組さんと同じく自分の指を触りながら話を聞いている子も。

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みんなで自分の骨を触ってみた時には、「ここも?」「ここ(耳)はやわらかい」とあちこち触れながら楽しんでいたぱんだ組さん。

最後の骨格クイズでは、やはりキリンはみんな即答!見えた途端に「キリン!」と答えてくれました。

逆に犬は答えが出ず、骨にシルエットが重なったものを見て「あ、犬だ!」と分かったようです。

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最後は背骨をまっすぐにぴんと伸ばして終わりの挨拶をしてくれたぱんだ組さんでした。

 

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今月も子どもたちに健康についての話を行っていきたいと思いますhappy01

その他

健康について(食べ物の通り道)

1月後半ごろからインフルエンザや感染性胃腸炎の流行が本格的になってきましたねcoldsweats02

1度落ち着いたように思えたRSウイルス感染症も再び増えてきているようです。

まだまだ寒さの続く2月。感染予防はもちろんですが、温かい食べ物で体を中から温め風邪に負けない体づくりをしていきましょう💪

 

 

さて、1月のことになりますが、ぱんだ組さんとぞう組さんに食べたものがどうなるのか、消化についてのお話をしたのでその時の様子をご紹介します。

 

まず最初に、食べ物が消化されていく過程を旅に例えた絵本を子どもたちに見てもらいました。

食べ物が通るのは、噴水からたくさんの水が出てくる胃の公園や、上がったり下がったりする小腸のジェットコースター、大きな大腸通りです。

最初はうんちになるまでの話と聞いておかしくて笑っていた子も、食べ物が体の中を進んでいくにつれて興味深そうに聞いていました。

絵本が終わってからどうしてご飯を食べるのか聞いてみると、動くため、うんちを出すため、とそれぞれ自分なりに考えた答えを出してくれた子どもたち。

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ご飯を食べて栄養をもらうことで元気よく遊ぶことができ、背もどんどん大きくなります。

次に、絵本の中で出てきた食べ物の通り道を一緒に見てみることにしましたeye

 

口から入った食べ物をよく噛むと、唾液がたくさん出てきて消化を助け、飲み込みやすくなります。飲み込んでから胃に到達するまで、食道を通るのにかかる時間はわずか1-2秒。

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すぐに胃に到達するとそこでは2-4時間ほどかけてどろどろのかゆ状になります。

次に進むのは小腸ですが、ここで子どもたちに問題です。絵本の中で小腸はジェットコースターに例えられていて、とても長そうでした。本物はどれくらい長いのでしょうか?

子どもの小腸とおおよそ同じ長さに作った模型で見てみました。

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どんどん出てくる小腸の模型を見て「ながーい!」とみんなびっくり😳

体の中には自分たちの背よりもずーっと長い物が入っているんです。人間の体って不思議ですね。

そして、小腸が終われば最後は大腸。

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ここで水分が体の中に入り、人の体に必要な物を届け終えた食べ物はうんちとして体の外へ出ていきます。

 

食べ物の通り道について話した後、うんちについてもちょっとだけお話ししました。

好き嫌いして野菜を食べないでいると、カチコチ・コロコロで出すのが大変なうんちになります。

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また、暑い日に甘くて冷たいジュースやアイスばかり食べているとお腹が痛くなってドロドロ・水状のうんちが出てきます。

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1番良いのはするっとお尻から出てくるバナナうんち。

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ばななうんちになるには、ご飯も、パンも、お肉も、お魚も、野菜も、果物も、バランスよく食べないといけませんrestaurant

良いうんちになるように、おうちのごはんや給食好き嫌いせずにたくさん食べましょう、と話すと元気よく返事をしてくたぱんだ組さん、ぞう組さんでした。

 

後日、ぱんだ組さんに行ったときに1人の子が「まだうんち出てないけど今日の給食全部食べたよ!」と教えてくれましたhappy01

2月、3月も子どもたちに少しでも興味を持ってもらえるような話をしていきたいと思います。

その他

11月の利用風景

こんにちは。古川北町病児保育室です🙋

少し前に年が明けたと思っていたらあっという間に1月も終わりが近づいてきました。

県内では感染性胃腸炎やインフルエンザの発生報告が1週間で倍に増加するなど、コロナ流行前によく耳にしていた感染症が流行しています。

どの感染症も、予防に効果的なのは徹底した手洗い・うがいです。家族みんなで予防をして、感染症にかかるのを防ぎましょうgood

 

さて、先月に引き続き今月も病児室にはお友だちが遊びに来てくれています。まずはまだご紹介できていない11月の様子からご紹介します。

 

 

まずは喉の痛みと風邪症状の出ていた3歳の男の子👦

今回が初めての利用で、4日間遊びに来てくれました。

1日目は受診後の利用だったのですぐに昼食の時間に。

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お昼寝後はお絵描きや積み木で遊びながら過ごし、少しずつ病児室や看護師にも慣れ緊張も取れてきた様子でした。

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2日目以降は積み木をパズルのように形や色を組み合わせてぴったりはめてみたり、アンパンマンのパズルにも挑戦してみたりしました。

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たくさん遊んだらお母さん手作りのお弁当shine

箸を上手に使っておいしくいただきましたよdelicious

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さらに、いろいろなおもちゃと持ってきたスーパーボールを組み合わせてピタゴラ装置も作りました。スーパーボールを何回も転がして、タッパーの蓋に開いている穴に入るよう積み木の置き方やスタート位置など細かく調整して完成させることが出来ました。

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次に遊びに来てくれたのは、感染性胃腸炎疑いの2歳の女の子👧

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遊び始めてもしばらくは表情が硬くなかなかお話してくれませんでしたが、午前のおやつを食べた頃から少しずつ笑顔が見られるように。

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お昼まではアンパンマンブロックで遊び、

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その後はニッコリ笑顔で給食を完食しましたrestaurant

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お昼寝後はおやつを食べ、アンパンマンのおもちゃで遊びながらお母さんのお迎えを待ちます。

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最後は鏡にあるアンパンマンのシールと同じように頑張ってピースを作ってくれましたhappy01

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続いて、ウイルス性の気管支炎で3歳のお兄ちゃん👦と1歳の弟くん👦が遊びに来てくれました。

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とても仲の良い2人で、2日間の利用でした。

まずは午前のおやつの時間。1日目も2日目も2人で半分こ。

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遊ぶ時は2人別々のもので遊んだり、同じもので交互に遊んだり。

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お昼ご飯の時間、お兄ちゃんは野菜がちょっと苦手でしたが頑張って少し食べてくれました。弟くんは途中でお腹がいっぱいになってしまい半分ほど。でも自分でしっかりスプーンを持って食べてくれましたよdelicious

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2日目には、お兄ちゃんは輪投げ、弟くんはブロックの形合わせに挑戦。

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持ってきたおもちゃも使いながら2日間たっぷり楽しんで遊んですごしましたshine

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次は急性上気道炎、気管支炎で遊びに来てくれた1歳の女の子👧

アンパンマンのおもちゃに興味を示して遊ぶものの、何度もお母さんを思い出しては「まま・・・」とうるうるweep

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それでもお昼頃までには少し落ち着いて、給食は自分で食べました。

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さらにこの日はお母さんのお迎えも早かったため給食を食べたらお昼寝せずに待ち、お母さんの顔を見てニコニコの笑顔で帰っていきましたcatface

 

 

次は気管支炎の1歳の女の子👧

以前来た時にもあったアンパンマンのおもちゃで遊びます。

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叩いて音を鳴らしてみたり、高く積み重ねてみたり。

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午前のおやつにクッキーを食べたら、

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今度は輪投げの輪を手や足に通して遊びました。

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お昼ご飯も自分で食べますdelicious

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今回は何回目かということもあり、病児室に少し慣れてきてくれたようであまり泣いてしまうことなく笑顔で過ごしてくれましたhappy01

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続いては少し前にも遊びに来てくれた1歳の女の子👧で、この時が2回目、4日間の利用でした。

前回は遊んでいてもふとお母さんのことを思い出して泣いてしまうことが多かったのですが、今回は病児室に慣れ始め、色々なおもちゃで遊びながら笑顔も多く見せてくれるようになりました。

まずはおやつを食べて・・・

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食べ終わったら「これはどうやって遊ぶのかな?」と探り探りおもちゃに触ってみます。

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輪投げの輪から向こう側をのぞいてみたりもしましたよsmile

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午後のおやつはどれから食べようかなーと絵柄とにらめっこ。

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なかなか熱が下がらず4日間の利用となったのですが、2日目以降すっかり慣れ、午前睡など休息もたっぷりとりながら病児室内のおもちゃを存分に使って楽しんで遊びましたhappy02

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11月最後は急性上気道炎・気管支炎の3歳のお姉ちゃん👧と1歳の妹ちゃん👧の2人でした。

妹ちゃんは以前に遊びに来てくれたことがありましたが、お姉ちゃんは今回が初めて。もしかしたらお姉ちゃんは少し緊張してくるかな、と思っていましたが入室した時から2人ともニッコニコhappy02

おいしいおやつを食べて、

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午前中はパズルで遊びました。2人とも真剣な表情でよく見て、考えてピースをはめていきますeye

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途中からはどちらが早く完成させられるか競争もしてみましたよ。

 

たくさん考えて遊んだ後はおいしい給食。ここでもニコニコで2人ともおいしく給食をいただきましたrestaurant

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お昼寝から起きれば今度は午後のおやつの時間。おかわりして食べ、その後はまたいろんなおもちゃで遊びながら夕方のお迎えまで過ごしました。

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12月に遊びに来てくれたお友だちについてはまた次回以降のブログでご紹介します。

 

 

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