今年度、ぱんだ組さんとぞう組さんには「健康について」と題して看護師から保健指導を行いました。
どのような話をしてきたのか、各回少しずつではありますがまとめてご紹介します。
初回は5月。マスクについての話です😷
マスクをしないで咳やくしゃみをした場合にどれくらいばい菌が飛んで行くのか、実際にひもで飛散距離を見てみたり、
正しいつけ方を見た後にイラストでマスクの付け方が正しいかどうかの○×クイズを行ったりしました。
ぞう組さんではマスクの付け方をその場で一緒に行い、みんな上手につけることが出来ていました👍
6月は虫歯予防デーに合わせて歯みがき指導です🦷
まずは口や歯についてどんな役割があるのかということや、きちんと歯みがきをしていないとどうなってしまうのかという話をし、話の後には子どもたちに歯ブラシを配り歯みがきを行いました。
まずはお手本を見て・・・
みんなもマネして磨いてみました。
みんな歯ブラシの持ち方も磨き方もばっちりでしたよ
続いては8月。8月7日がは(8)な(7)の日だったので、鼻についてお話ししました🐽
鼻の役割について聞いてみると、物知りのぞう組さんから「ばい菌を出す」という答えが出てきてびっくり!
他にも、匂いを嗅ぐ時や息を吸うときに鼻を使っていることを話すと「うんうん」とうなずきながら話を聞いてくれました。
また、「遊んでいる途中に鼻水が出てきたらどうしよう?」といったクイズを出してみると、大きな声を出したり元気よく手を挙げたりして答えてくれたぱんだ組さんとぞう組さん🙋
最後はゾウや犬など、自分たちとは少し違う動物の鼻について興味津々でした。
翌月9月の9日は救(9)急(9)の日ということで、ケガや絆創膏について話しました🤕
走る時には前を見る・廊下は走らない、といったケガをしないために大事なことや、もし怪我をしてしまった時にはきちんと傷口を洗ってきれいにしてから絆創膏を貼ることをお話ししました。
話が終わった後は、みんなで絆創膏を張り合いっこ。
腕にペンで印をつけ、そこを傷口に見立てて絆創膏を貼ってもらいました。
ぞう組さんはただ印をつけるだけではなく印に大小をつけ、印に合わせて絆創膏の大きさを選んで貼ってみます。
絆創膏の大きさや貼る向きを相談しながら、傷口が隠れるように貼ることができました
10月は目の愛護デーに合わせて目についての保健指導を行いました
目について説明するために出てきた大きな目の男の子を見てすこし驚いた様子もありましたが、
目や涙、目の周りにあるまつげ、眉毛などの役割について説明し、説明の後は視力検査ゲームをしました。
真ん中にあるドーナツをかじってしまったのは、周りにいる4匹の動物(🐼🐣🐰🐘)のうち、誰でしょう?
ドーナツは徐々に小さくなっていきますが、みんな大正解でした。ぱんだ組さんもぞう組さんも視力はばっちり大丈夫そうです👌
12月は手洗い・うがいのお話し👿
ぱんだ組さん、ぞう組さんに加えて、12月はうさぎ組さんにもお話ししました。
まずはたくさん遊んでいると手や口の中にばい菌がいっぱいになること、手洗い・うがいのタイミングのことをお話をしました。
初めてだったうさぎ組さんも、積極的に自分がどんな時に手洗い・うがいをしているかなど大きな声で教えてくれましたよ
お話の後は、まずは座ったままみんなで手洗いの練習です。
1つ1つ、「お願いのポーズ(手のひら)」や「かめさんのポーズ(手の甲)」と名前を付けてやってみました。
みんな看護師がしているお手本を見ながらしっかり手を動かして練習してくれました。
練習が終わったら洗面台で本番です。
どのクラスも「こう?」「次はどうするんだっけ?」と確かめながら手洗い・うがいをすることが出来ました。
1月は食べたものがどうなっていくのか、消化についてお話ししました😋
最初に担任の先生に消化についての絵本を読んでもらい、そのあとお話しをしていきます。
口から入った食べ物がどのように体の中を進んでいくのか、栄養はどこで体の中に入るのか、最後に出てくるウンチは何なのか、子どもたちにイラストを見せながら話しました。
また、絵本の中で小腸がジェットコースターに例えられていたので、実際の子どもの小腸の長さがどのくらいあるのかも見てもらいました
実際の長さを見て「ながーい!」「こんなにおなかの中に入ってるの?」と驚いていたぱんだ組さんにぞう組さん。
最後に、栄養をたっぷり取るために好き嫌いなく食べようね、と話すと元気よく返事をしてくれました。
2月は骨のお話しです🦴
最初に小さな骸骨を見せてみると、ちょっと怖がってしまう子もいましたがほとんどの子が興味津々。
「触ってみたい」「握手!」と順番に骸骨に触り、「これは何の骨だろう」「しっぽみたい」とよーく観察していました。
また、自分の身体でも骨の分かりやすい所について話すと、聞きながら実際に触って確かめている様子もありました。
最後は骨を見てなんの動物か当てるゲームを行い、骨の特徴から一生懸命考えて答えを出してくれました。
3月には、耳の日にちなんで耳についてお話ししました👂
話の中では耳の役割や耳と鼻が繋がっていること、また動物の耳についても触れ、
そのあとは聴診器でみんなの心臓の音を聞いてみました。
「ちゃんときこえるかな・・・」と不安そうな子もいましたが、聴診器を胸に当ててみるとちゃんと音が聞こえてきて嬉しそうな笑顔を見せてくれたぱんだ組さん、ぞう組さんでした。
1年間保健指導を行い、子どもたちが意外と自分たちの身体について知っていることや、まだ知らないことへの興味・関心の高さにとても驚かされました。
来年度以降も引き続き子どもたちがどんなことに興味を持っているのか探りつつ、楽しんでもらえるような保健指導を行っていきたいと思います💪
また、今年度の毎回の様子については病児室のホームページのブログに載っていますので、ぜひ各回の子どもたちの様子をご覧ください💁