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味噌作り3日目~きりん組~
ついに3日目がスタート!
前回は「大豆を4時間煮る」をしました。
今日はかめに漬けて、寝かすまで行います!
この日のために2日間に分けて、大豆の下ごしらえをしてきました!
子どもたちも「いよいよ本番か!」と意気込んでいます😤
味噌作りには、大豆のほかに2つの材料が必要です。
一つずつ紹介していきますね☺️
1,麹
麹は、大豆の発酵と熟成を助け、味の決め手となる甘味・うま味を引き出してくれます♪
主に米、麦、豆麹を使いますが、今回は米麹を使用します!
米麹の香りを嗅いでいきました。
「これって、お米?」「くさい!」「うーん、なんだろう?」「ちょっとあまいのかな?」
甘かったり、香ばしかったり、ツンと来る香りだったりと様々な香りを体験し言葉で表現してきた子どもたちですが、
米麹独特の香りを言葉にしようとしても難しいようです。
が、一人ひとりの表情が、香りを表現してくれていますね😊
2,塩
塩は味噌が傷んでしまうのを防ぐために欠かせません!
ちょっとお味見…😏
「しょっぱーい!」
塩の味もしっかり確認できました💮
まずは大豆の形がなくなるまで潰していきます。
「こうやって潰していくよ」
「こんなに沢山潰すの?」「ちょっと重い~!」
「つぶつぶだね」「どれから潰そうかな」
「大豆が冷たい!」
「大豆が上に来た」
「ひとつずつ潰すと、指が疲れる💦」
「立つとやりやすいよ!」
力強く揉んでいくと、大豆の形がどんどんと変化していきます!
手のひらで押しつぶしたり、
ぎゅっぎゅっと握りつぶしたり、
両手で潰したり、
皆、一生懸命取り組んでいました✨
潰した大豆はボウルに集めて、次の工程に移ります。
まんべんなく潰せていますね!
より見た目が味噌らしくなり、子どもたちのますます輝きます🌟
(ちょっとお味見…えへっ)「クリームみたい!」
次の工程は、「塩きり麴を作る」です。
「塩と麴を混ぜると、しおきりこうじになるんだよ」と栄養士さんが話すと
「し、お、き、り、こ、う、じ?」「なんかかっこいい名前」という呟きも聞こえてきました👀
「あ、かたまりがあった!」「ふわふわしてる~」
「これってお米?」
栄「そうだよ!お米から作った麹だよ😊」
「ぎゅってしたら、手にいっぱいついた!」
塩きり麹の完成です!
先生からも「手が綺麗になるかしら~」なんて言葉も聞こえてきました…(笑)
塩きり麹と大豆を混ぜ合わせていきます!
栄「握りながら、混ぜていくよ」
「わあ~!!」「冷たい!」
「さっきと違う~!」「ぶちゅってなった!!」
「あ、豆がまだあった!」
「味噌おにぎりみたい!」「お団子にしてみる」
一つずつの工程で、種の感触が変化していくを発見し、いきいきと教えてくれる子どもたち!
五感を研ぎ澄ませて食育を楽しんでくれていることが嬉しいです💕
味噌作りもいよいよ佳境
最後は「味噌種をかめへ投げ入れる!」
ここは空気を入れないために力強く行っていきますよ!
まずは栄養士さんが見本となります。
栄「えい!!」
バンッ!!
いつも優しい栄養士さんが大きな音を立てて種を投げ入れたので、子どもたちもびっくり!
「うわぁー…」「できるかなぁ…」
「やるよ~!!」
「入った!!」
ねらいを定めて、エイ!!
緊張気味のお友だちも勇気を出して挑戦!
お友だちが出来ると「よかったね!!」と拍手が起きていました👏
栄養士さんが仕上げに空気を抜いて、
完成です✨
「お・い・し・く
な~~~れ~~~~!!!」
時間をかけて作った「きりん組味噌」、おいしくなりますように😋
封をする前に、3月に栄養士さんが作っていた味噌と見比べてみました。
「しょうゆみたいな匂いがする!」
「もう味噌だね!」
「(3月の味噌は)水がある!」「どうして?」
発酵・熟成の間にも不思議なことはたくさん起こります!
自分たちの味噌もどう変化していくのか、時間をかけて見ていくのが楽しみですね💛
最後に・・・
「先生!いつ出来上がるの?」
栄「寒い冬頃かなぁ」
「えええー!!!そんなに寝るの!?」
「早く食べようよー!」「待てない~」
と少しショックなきりん組さんでした😅
「豚汁を作りたい」「味噌おにぎり食べたい~」
と食べたい気持ちがどんどん募っている子どもたち。
春になった喜びを感じているこの頃でしたが、すでに冬が待ち遠しいです⛄️