こんにちは。小田原園サイエンス+病児・病後児保育室です。

最近、テレビで「危険な暑さ」「命に関わる暑さ」という言葉を耳にすることが多くなりました。

最近は日本の各地で30℃以上を超える暑さの日が続いており、当然熱中症の患者が急増しているといった状態が続いています。特に、汗を出す腺が未発達な子ども、汗を上手くかくことができない、高齢者や障害者、基礎疾患がある大人などは熱中症になりやすく「熱中症弱者」と呼ばれています。

そして最近では電気屋さんなどで、暑さ対策グッズも多く売られています。

しかしこの、暑さ対策グッズを間違えた使い方をしてしまうと、熱中症を発症してしまうこともあるのです。

暑さ対策で流行している物は、ハンディファンや首掛け扇風機といったものです。

携帯用でとても便利で、可愛いデザインやシンプルでおしゃれな物まで、色々な物が販売されています。

しかし、このハンディファンや首掛け扇風機を、３５℃以上の場所で使用してしまうと熱中症になってしまう可能性があります。

外の温度が３５℃といった高温の環境で、ハンディファンや首掛け扇風機を使うことは、ドライヤーの熱風を浴びているのと同じになってしまうのです。

では、ハンディファンや首掛け扇風機は使用してはいけないのか？

そういうことではありません。少し工夫することで、熱中症を予防できる使用方法があります。

それは水で濡らしたタオルやスカーフを一緒に使用することです。

汗をかく能力は個人差があり、体調によって異なってきます。不足しがちな汗を濡らしたタオルで補いながら、ハンディファンや首掛け扇風機を使用することが大切になります。

また、濡れタオルやスカーフ以外にも保冷剤や、凍らせたペットボトルを使うのもおススメな方法でもあります。

そして乳幼児は抱っこで移動することが多いです。

ハンディファンを使用する場合は、子どもの手が届かない場所に付けて、直接目に風が当たらないようにすることが大切になります。

目の表面は乾燥や熱にもとても弱くてデリケートでもあります。風を当て続けてしまうと、目の病気につながる場合もあるので注意が必要になります。

また、最近ではベビーカーに付ける扇風機も販売されていますが、その場合も同様で顔に風が当たらないようにすることと、手が届かない場所に付けることが大切になります。そしてなるべくベビーカーの上部分に付けて使用することをおススメします

ベビーカーの下部分に付けてしまうと、アスファルトなどで熱くなった空気をベビーカーに乗っている子どもへ送ってしまうことになり、熱中症になってしまうこともあります。

一番おススメな付け方は、上記の写真のような付け方になります。

日々の天気予報を確認し暑さ対策グッズを上手く使って、熱中症に気をつけながら外出をしていきましょう

 

🍉最近の病児保育室と病後児保育室の様子🍉

病児保育室には、２歳の女の子が久しぶりに遊びに来てくれました。

赤ちゃんマンを抱っこして、ピンクのベビーカーに乗せてお散歩をしたよ。

太鼓と絵本を使って遊んだよ。

お面の絵本で、ライオンさんに変身。🦁

午後も大好きな、赤ちゃんマンと一緒に、新幹線のお弁当箱に、おにぎりを入れてみたよ。🍙

美味しいお弁当が上手に出来たよ。

久しぶりの病児利用で、すっかりおねえさんになっていて成長がうかがえて嬉しい気持ちになりました。

 

病後児保育室では、いつも小田原園サイエンス+に登園している、1歳の女の子の利用がありました。

おままごとをして、上手にまぜまぜをしたよ。

昼食の時間、先生のビニールの青いガウンに興味津々な様子。

触ってみるとカサカサ音がして更に興味津々に。

大好きなご飯が出きて1口食べると、ニコニコに。

「美味しいよ～」とベビーサインも忘れません。

お昼寝をした後のおやつも、たくさん食べました。

「もっと、食べる～」とベビーサインで教えてくれました。

翌日も継続で利用となり、体調が戻ってきて元気な様子。

おままごとや、アンパンマンの車にも乗ってたくさん遊んだよ。

水分もたくさん摂れて、お気に入りのマグにお茶を入れて飲みました。☕

午後は,しまじろうのDVDを見たよ。しまじろうが出てくると、画面にくぎ付けです。

途中で大きなゾウさん🐘の映像に変りびっくりした様子。

体調が戻って色々な表情が見ることができて、とても安心しました。