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正しい体温の測り方
「お熱で保育園から呼び出しがありました💦 明日の空き具合はどうですか❓」そんなお問い合わせをよく頂きます。
熱が高いと、細菌やウイルスなどの病原体が悪さをしているように感じてしまいますが、熱は病原体が出しているのではなく身体が自ら発生させて、侵入してきた病原体を弱らせています💪
体温は簡単に測定出来て血圧などに比べると急激な変化が起こりにくいため、身体の健康や病気のサインを把握する重要な情報です。
体温は体調が悪い時に測るイメージが強いと思いますが、元気な時にも測って自分の状態を確認してみましょう
「皆さんは正しく体温を測れますか?」・・・そう訊かれると、戸惑う方が多いと思います。
普段何気なく測定している体温ですが、ここで改めて体温測定のポイントを知って頂ければと思います
まず、人の身体は場所によって温度が違います。
手足の末梢や顔の表面温度は環境の影響を受けやすいため不安定です。一方で身体の中枢は脳や心臓などの重要な臓器を守るために安定しています。しかし、身体の内部温を日常的に測るのは困難なので負担なく体内の温度が反映される場所として『脇』『舌下』『耳』『直腸』が選ばれることが多いです。各場所によって平熱が異なるので、毎回同じ部位で測るようにしましょう。
『脇』の温度は、そのままでは表面温度ですが、しっかりと脇を閉じることによって温まり内部の温度が反映されます。この時の温度を「平衡温」と言いますが、平衡温が分かるまでは脇を閉じてから10分かかります。お子さんが10分間脇を閉じたままじっとしているのは難しいと思いますので、予測式と実測を上手く使い分けていくと良いですね
脇での検温方法
1、脇の汗を拭く(汗は水なので、付着していると熱伝導率が変わり正しく測定できません)
2、脇のくぼみの中央に斜め下から体温計の先端を当てる(中央の温度が一番高く、周囲へ向かって下がっていきます)
上から差し込むと先端が中央に当たらず、横から差し込むと先端が脇から外へ出てしまう可能性があります。
3、体温計が30~45度の角度になるように脇を閉めてしっかりと挟む
注意点⚠
飲食や入浴、運動、外から入室後すぐは検温に適さないため避けてください。また、泣いた後にも体温は上がっています。
体温には日内変動があり朝が最も低く、夕方が最も高いです。その差は0.5~0.7℃と言われています。平熱を知るためには、測定する時間などの条件を揃えましょう。
感染症法では37.5℃以上を発熱、38.0℃以上を高熱と表現していますが、平熱は人それぞれです。平熱+1℃で発熱と考えると良いでしょう。
🍀最近の様子🍀
まずは、初めて利用の女の子👧
ちょっとドキドキしながらも年下のお友だちの様子も気にしながら遊んでくれる優しいお姉さんでした✨
一緒に並んで塗り絵をしたり✎
おままごとで美味しいご飯も作ってくれました🍴
お家から一緒に来たワンちゃんとお散歩🐶🎵
ポーズもバッチリ決まっています✨
次はリピーターの女の子👧
すっかり慣れて、入室すると早速遊び始めました🎵
鏡に自分が映っていることに気づきニッコリ
お手本を見ながら折り紙にも挑戦
かわいいシナモンちゃんに変身したよ
他にも沢山のお友だちに利用してもらいました。
インフルエンザの問い合わせが増えてきていますが、『急性上気道炎』や『気管支炎』など いわゆる風邪のお友だちも多くいます。
鼻水が続くと、小さなお友だちは『中耳炎』を併発しやすいので、鼻水が出る時にはすすらず こまめに優しく拭き取りましょう