その他
⚠アデノウイルス感染症⚠
仙台市では、『咽頭結膜熱(アデノウイルス)』が増加してきています
併設園でも、アデノウイルスにかかったお友達がいました。
咽頭結膜熱は『プール熱』とも呼ばれていて、【プールでうつる】【夏の風邪】というイメージがあるかもしれませんが、多くの場合はプール以外で感染し、一年中かかる可能性が有るので冬でも注意が必要です⚠
症状は、高熱(朝方やや下降気味で、夕方にかけて上昇する事が多い)・のどの強い痛み・目の充血や痛み・目ヤニが出現します。
合併症として 肺炎を起こす事があり、特に乳幼児は重症化しやすい傾向にあるので、高熱が続く場合には早めに受診しましょう🏥 なかなか検査をしてもらえない事もあるようですが、周りでかかっている人がいる場合には、予め電話で感染者がいる事を伝え 検査が可能か確認してから受診すると良いでしょう
また、アデノウイルスには様々な型が有るので、下痢を主症状とした急性胃腸炎を起こすこともあります
咽頭結膜熱の潜伏期間は5~7日で、呼吸器感染まで2~14日・胃腸炎の発症に3~10日かかるとされています。潜伏期間が長いので、気づかないうちに周りにウイルスを広めてしまう危険性があり注意が必要です⚠
日常の対策として、マスクの着用/こまめな手洗い/うがいを継続していきましょう また、タオルや食器の共用を避ける・寝具や衣類は日光に当てて乾燥させることも接触感染予防に大切です。
また、もしもお子さんがアデノウイルスにかかってしまった場合には、脱水症状や食欲低下に注意が必要です。
のどの痛みがある場合には、消化しやすく のど越しが良い物を準備しましょう(スープ・お粥・豆腐・ゼリーやプリン等) 🍮
高熱で汗をかいていると、いつも以上に水分を必要としますが、胃腸炎で嘔吐がある時には水分摂取で更に嘔吐を誘発してしまう事が有ります。一度に沢山飲ませるのではなく、こまめに少量ずつ飲ませてあげてください。
『咳や鼻水は出ているけど、熱はないし保育園に連れて行こう』
『熱があったけど、もう37.5℃未満に下がったし保育園でも大丈夫そう』
『お休みしちゃったし、そろそろお友達と遊ばせてあげたい』
『ちょっとダルそうだけど、病児室に預けると遅刻(早退)しなきゃいけないから保育園に預けよう』
『たいした症状はないし、この程度では病児室って使えないんじゃないかな?』そんな思いもあるかもしれません。
しかし、お医者さんに書いてもらう『家庭医連絡票』が有れば利用可能ですので、『ちょっといつもと違う気がする』そんな親御さんの勘を信じて、まずは気軽にお問い合わせ下さい
周りに感染を広めないためだけでなく、お子さんが体調を壊して体力を消耗しているところに集団生活をして病気を貰わないように。
また、ズルズル体調不良を長引かせず短期間で回復出来るように。
大切なお子さんと親御さん自身のために、ぜひ病児保育室をご活用ください