その他
RSウイルス感染症について(´艸`*)
最近は最高気温が10℃程度とめっきり寒くなりましたね~💦
そのせいか、発熱したり、鼻水や咳の症状がみられる職員や園児が増えてきました
この先は気温差もなくなりずっと寒い…という季節になりますので、脱ぎ着のしやすい洋服や防寒として帽子やマフラー、手袋などを用意しましょう👢
首や手首を温めると体もあったまりやすいですよ。そして乾燥する時期でもあるので、加湿器、お湯の入ったやかん、洗濯物を干したりして湿度を補ったり、マスクをしてのどの乾燥も防ぎましょう😷
さて、冬の時期に流行るのがインフルエンザやRSウイルスの風邪です。
インフルエンザは予防接種で重症化するのを防げますが、RSウイルスは予防注射がありません。
親や兄弟からうつりやすく、何日か続く高熱と咳、喘鳴症状がメインです。昔は風邪をひいてもウイルスを調べることがなかったので、全部乳児肺炎や気管支喘息と言われていました。ひどくなると呼吸器困難で入院もするほどの怖い病気です。
しかし、全ての人が重症になるわけではなく、毎年かかったとしてもちょっとずつ軽い症状で済むことが多くなります。
またRSウイルスは中耳炎も起こしやすいです。鼻をかめない小さいお子さんは要注意です!
今は迅速キットですぐに調べることが可能になりました。しかし保険適応ではないため、全ての病院、クリニックで調べてくれるわけではなく、今はコロナ感染症もあり容易に検査してくれなくなりました(検査することで咳やくしゃみなどを誘発し飛沫によって医療者へうつるリスクがあるため)
症状が落ち着くまで1週間程度かかりますが、3.4週間はウイルスが排泄されているそうなので、保育園などでは他の子にうつさない様、手洗い、うがいを徹底しましょう。接触、飛沫感染なので、咳症状が続いていればマスクを着用させたり、換気をしたりなどまわりへの注意も必要です。
今はコロナ感染症が増え続けています。宮城でもクラスターがあちこちで発生しています。
保育園や病児保育でも常に感染予防に気をつけていますが、いつ、コロナ感染症が流行するとも限りません
職員一人一人が危機意識を持って、感染地域への安易な旅行や、体調不良があるのに無理して出勤したりなどないよう、看護師が、職員の体調管理チェックを毎日しています。また園児もなるべく症状が見られた時にはすぐに保護者へご連絡したり、病院への受診や相談を勧めています。その時には消毒等も強化しています。
まだまだコロナ感染症は落ち着いてくれそうにありません。気持ち的に窮屈に感じることもありますが、みんなで危機意識を持ってマスクの着用、手洗い、うがいの徹底、消毒などを心がけるだけで他の感染症の流行(今はインフルエンザ)も予防できていますよね。
これは素晴らしいことです医療現場はコロナ感染症の重篤患者だけで今は手いっぱいです。医療者として、病院崩壊につながることがないよう祈るばかりです👏
重篤になるリスクがある人は、特に家族であっても予防が大事ですね