こんにちは。小田原園サイエンス+病児・病後児保育室です。

3月に入ると、だんだん気温が上昇してきます。そのような時期に、流行るのが「アレルギー性鼻炎」「花粉症」です。

花粉症の症状は、目のかゆみや鼻水、くしゃみといったアレルギー症状ですが、この花粉症によって鼻の粘膜や喉の粘膜が敏感になってしまい、喉が腫れてしまうことや鼻血が出やすくなってしまうこともあります。

鼻血が出てくると、大人でも子どもでもパニック状態になってしまいます。

そしてついやってしまうことが「ちり紙を鼻に入れる」「横になって寝ていれば鼻血は止まる」「上を向いて止める」といったことです。💦

鼻血は間違えた方法で止血処置をしてしまうと、「鼻血が止まらない」「気持ちが悪くて体調を崩してしまった」ということに繋がってしまうこともあります。💦

まず鼻血がどこから出てくるのか？知っていきましょう。

鼻血は、鼻の奥から出血するのでは、なく小鼻の細かい血管の「キーゼルバッハ部位」というところから出血します。この「キーゼルバッハ部位」のへの刺激や熱で血管膨張し切れて鼻血が出ます。

 

👃鼻血の主な原因👃

・風邪や花粉症などの鼻の粘膜が敏感になる

・薬の副作用（抗ウイルス薬や血液をサラサラにする薬など）

・転倒などの打撲

・ストレスや食べすぎ

・気温や乾燥（湿度が低い。高温の部屋）

子どもの多くは鼻を触りすぎや、くしゃみ、泣いてしまうことでの体温の上昇などで鼻血に繋がる場合が多いです。

 

鼻血の止血処置方法は？

鼻血は全部出してしまうことが良いと言われています。

無理に止血してしまうと、鼻の中を傷を付けてしまうことや鼻血を飲み込んでしまうこともあるため要注意です。💦

そして多くの人が止血で使用する、ティッシュは鼻血がダラダラ流れ出てきた時のみ拭きとる　ときだけに使用します。

絶対に丸めて鼻の穴に入れてはいけません。

そして可能であれば、きちんと座った状態で小鼻をギュッとつまんで止血をしましょう。

 

鼻血止血処置の時にしてはいけない行動

・鼻穴にティッシュを丸めて入れる

鼻血が出て近くにティッシュがあったから、鼻の穴に入れる処置は正しく早い処置でもありますが、実はなかなか止血できない処置でもあります。

ティッシュは、肌触りが良いと感じてデリケートな鼻の中にも有効と思われますが、実は、ティッシュの表面は荒くなっており鼻血の止血で使用し、丸めたティッシュを外した瞬間、折角止血できたカサブタが剥がれてしまい「鼻血が止まらない」「また出血した」ということにつながります。

小鼻をつまむのを嫌がる場合、鼻の中にはティッシュではなく肌に優しい脱脂綿などを使用しましょう。

最近では、鼻血を止めるための専用の脱脂綿を簡単に購入することができます。

・上を向いたり仰向けになる

鼻血が出た時は、上を向くと鼻血が喉に流れてしまい誤嚥してしまうこともあります。また、横になって過ごすことも良くありません。

座って正面や下を向いて、鼻血が喉に落ちないようにしましょう。

・首の後ろを叩いて腕のツボを押す

首の後ろを叩くと鼻血が止まるといった話をされていた人もいますが、全く効果はありません。また、鼻血を止めるツボも効果が完璧に期待できないので、小鼻をつまむ処置をしましょう。

 

それでも止血できない時は・・・

鼻血が30分近く出ており、小鼻をつまんでも止血できない場合はキーゼルバッハ部位を氷で冷やして処置しましょう。

「キーゼルバッハ部位」は熱くなると血管が膨張し破れやすくなります。冷やすことで血管の膨張を抑えて止血できます。

それでもダラダラと鼻血が止まらない時や1時間以上、鼻血が止まらない場合は早めに耳鼻咽喉科などの専門医を受診しましょう。

 

🌸病後児保育室の様子🌸

今週は、風邪やインフルエンザなどの感染症のお子さんの利用が多くありました。

風邪の症状があった1歳の女の子は、病後児保育室に大好きなアンパンマンがいて、たくさん遊んだよ。

最初はアンパンマンの車の遊具に乗ったよ。🚙

ハンドルを持って上手に運転出来たよ

次はアンパンマンを椅子に座らせてみたよ。

大好きなアンパンマンと一緒に座ってみたよ。アンパンマンと一緒で仲良し

アンパンマンの壁面玩具にも夢中な様子。

ジャムおじさんみーつけた。

 

おやつが入ったタッパーを準備すると、ニコニコに。

大好きなどうぶつさんの形のお菓子が入っていました。

お昼は、ママのお弁当。遊んで少し眠くなってしまった様子。💦

デザートのイチゴ🍓が出ると、目がパッチリになりました。

午後はお買い物ごっこをしたよ。

「はい！」とカバンからお金を出して・・・・・・💰

自動販売機の玩具でジュースを買いました。お金を入れるのが大好きな様子でした。

風邪の症状も軽減しており、安心しました。

次は6歳の女の子。

知育玩具を見つけて、「すごい。どこからも音が出るね」と興味津々な様子。

他の病児の子にも、玩具の使い方を教えてくれる優しいお姉さんです。

「ここは、こうやってするんだよ」と優しく教えてくれました。

保育士の先生とお絵描きもしたよ。

動物園と水族館を頑張って作りました。

小さな玩具を立てて並べて、倒さないように保育士の先生と競争だ。

最後は、アンパンマンの車の遊具に乗って大活躍。楽しく過ごすことができ良かったです。

 

次は、4歳の男の子が久しぶりの利用となりました。

受診後の利用で、「病院のせんせいが怖かった」「でも頑張った」と話してくれました。

ポポちゃんの救急箱から、注射器を見つけて「これは病院でしなかったよ怖いもん」と教えてくれました。

午後は、アンパンマンのDVDを見ました。

無理をしないで、パパのお迎えが来るまでのんびり過ごしました。

2日目は1日目の利用時よりも、お医者さんの薬が効いて元気になってきた様子。トミカでたくさん遊んだよ。🚙

長いトミカロードを作ってみたよ。JAFの車がお気に入りな様子。

おままごとの玩具入れの中に、お醤油の瓶を見つけたよ。

「こんなにある。何本あるかな」と数えました「５本あった」と教えてくれました。

大好きな保育士の先生の隣に座ってポーズ。

保育士の先生に、妖怪しりとりの歌を絵本を読みながら、歌ってくれました。「ろくろ首～びんぼうがみ～♪」と歌詞も完璧。

午後はトミカロード作りが、まだ途中だったので再挑戦。🚙

JAFの車がお気に入りで、トミカロードはJAFが一番先頭にしたよ。

お医者さんのお薬の効果もあり、楽しく過ごすことができて良かったです。