その他
👃耳鼻科と小児科の上手な使い分け方法👂
こんにちは。小田原園サイエンス+病児・病後児保育室です。
最近は上気道症状がある、病児の利用が多く保護者から「咳がなかなか治まらないので、耳鼻科に変えました」というお話を聞く時があります。
私自身も耳鼻科は、花粉症や気管支炎で何度かお世話になっていますが、「耳鼻科がいいのか?それとも内科?」と悩んでしまうことが多くあります。
耳や鼻、喉の症状がひどい場合は、耳鼻咽喉科に受診し、それ以外の場合は内科や小児科というように使い分けていくのがおススメです。
👃次の症状がある時は耳鼻咽喉科へ👂
・鼻水が出る
・喉が痛い
・咳や痰が出る
・熱が出る
・小児科や内科を受診したが症状が改善しない時
小さい子どもは、上手に鼻をかむことができません。鼻が詰まって口呼吸になってしまうと、喉が乾燥してウイルスが繁殖しやすい状態になってしまいます。耳鼻咽喉科であれば、耳の診察もでき、中耳炎に早く気付くことができます。そして耳鼻咽喉科の多くは、鼻水や痰を吸い取ってくれる医療機器も完備しています。
鼻が詰まっていると、食欲が低下してしまい頭が重い状態が続いてしまいます。鼻水や痰を吸い取ることで食欲も増え、水分のすすみが良くなっていきます。そして乳幼児は中耳炎が重症化してしまうと、聴力低下により言葉が聞き取れない時期があり、言葉の発達に影響してしまう場合もあります。中耳炎は早い治療が大切になります。
小児科を受診したが、咳が出て夜眠れない日が続いている場合や喉が痛くて食事が食べ辛いなどの症状がある場合など、耳鼻咽喉科を受診してみましょう。
🏥このような時は小児科へ🏥
・長期に喘息の治療や心臓の病気の治療をしている
・高血圧や糖尿病
・発疹などの皮膚科的な病気(突発性発疹や蕁麻疹、虫刺されなど)
・各種予防接種
・高熱や激しい咳が出ており肺炎が疑われる時
・腹痛や下痢がある時
・食欲がなく脱水症状がある時
※中耳炎や副鼻腔炎を繰り返している子どもは、風邪をひいてしまうと悪化しやすいです。小児科を受診した後に耳鼻咽喉科で耳や鼻を詳しく診てもらうことをおススメします。
また耳鼻咽喉科でもインフルエンザや新型コロナウイルスの検査をしてくれることがあります。検査希望の場合は、医師に相談してみましょう。
🐻最近の病後児保育室🐻
病後児保育室は、最近は上気道症状や気管支炎の症状がある子の利用が多くありました。
9月の末に遊びきた1歳の男の子は、いつもサイエンス+に登園しているため、保育士の先生とすぐに仲良しに
まずは保育士の先生と病後児保育室を探検してみたよ。
大きなアンパンマンを見つけて、ビックリ。😲
ポポちゃんとお散歩していたら、隣に段ボールで作った自動販売機を見つけて、興味津々
コインを数えて、何枚あるか確認。💰
コインをたくさん入れて、黄色いボタンを押すと、下からお茶とお水のボトルが出て来たよ。
お水とお茶を買うことができました。まるで本物の自動販売機で、大人気の玩具です。
10月に入り、サイエンス+に登園している2歳の男の子が久しぶりの利用となりました。
しばらくお熱と気管支炎の症状でお休みしていて、心配でしたが、段ボールの自動販売機の玩具を見つけてジュースを買ってみたよ。🍹
コインを入れて、黄色いボタンを押すとジュースが出て来たよ。「見て。いっぱい出て来たよ」と見せてくれました。
野菜と果物を上手に半分子。
並べて連結して果物列車の完成。🚋
給食は中華丼と大好きなゴールデンキウイが出て来て、ビックリ。🥝
喉の痛みが心配でしたが保育士の先生にお手伝いしてもらって、全部食べることができました。✨
午前中、たくさん遊んで大好きなバイキンマンとお昼寝をしたよ。
明日はミニ遠足。仲良しなお友達とたくさん楽しんで欲しいです。
次は1歳の女の子と小田原園病児・病後児保育室を初めて利用する0歳9ヶ月の女の子の利用がありました。
1歳の女の子は発熱が心配でしたが、落ち着いており、病後児保育室に入ると玩具がたくさんあり興味津々な様子。
おままごとをして遊びました。
オレンジを半分子にしたよ。🍊
0歳の女の子も発熱など風邪症状が心配でしたが、熱は落ち着いていました。
初めて来た場所にドキドキで泣いてしまいましたが、ガーゼハンカチがあると安心するみたい。
1歳の女の子が「わあ~赤ちゃんだ」「かわいい。いい子いい子したい写真撮ってあげる」とピンクのカメラの玩具を持って近くにきてくれました。
1歳のおねえさんの声に気づき、初めてお顔を見てびっくりしていましたが、ピンクのカメラが音が鳴り「おお」、2人とも声が出して驚いた様子で可愛かったです
初対面でも、仲良く過ごすことができて安心しました。
最近、季節も秋になり気温が下がって体調を崩してしまう子が多いです。インフルエンザも流行していますので、気になる症状や怠さを感じた場合は無理をしないで休息するか早めの受診が大切になります。
これは子どもだけではなく、その保護者も同様です。無理をしないで、身体を休ませる時間を作っていきましょう。